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2009年7月2日木曜日

Twitter & ホワイトハウス・ライブ


 北米ではマスメディアに変わってTwitter, Facebook, Flikr, MySpaceといったソーシャルメディアが情報流通の主流を担う時代が来たようだ。Twitterなど、私も人に誘われて登録をしたものの、他人の動向を逐一追跡するなんて、まるでストーカーみたい、とあまり興味も湧かず、しばらく何もせずにいた。けれど、最近ではテレビのニュースなどもTwitterから拾った話題を報道していたり、誰もが大騒ぎしているので、頻繁にチェックしだしたら、結構面白い。というか、いわば伝言版だから、情報源としては極めて便利であることに気づいた。関心がある分野の人々をフォローしていれば、彼らが注目するめぼしいニュースをリアルタイムで報告してくれるのだから、ボランティアのリサーチ・アシスタントの群団を雇ったようなものだ。
 いま見たばかりのホワイトハウス・ライブもTwitterでヒラリーが教えてくれた。たぶん公式ではなくヒラリーのファンが運営しているTwitterだろうけれど、リンクされているサイトはいつも公式情報源だ。
 今日のホワイトハウス・ライブはオバマ大統領の記者会見で、一流企業のビジネスリーダーたちをバックに、イノベーションが企業を成長させると謳う、グリーン・ディール自画自賛のピッチだ。
 記者から、「でも小規模企業はどうなるのか」と質問がくると、オバマ大統領は「こした大企業だって最初は小企業だったけれどイノベーションで大企業になったのだから同じこと。小企業にとってもエネルギーコスト20%の節約になる」と応えていた。
 ホワイトハウス・ライブを放映していたサイトは政府のニュースを集めたサイトで、ビデオを見ながら、その横の画面でチャットもできる。「以前は政治には無関心だったけれど、最近は病みつきよ」などというコメントもあった。
 オバマ政権はたぶん歴代の政権のなかでも最も広報能力にたけていると思う。
 本人自身が、大統領就任にあたって、ブラックベリーを手放すのは嫌だとだだをこね、セキュリティー・サービスの方針を変えさせたくらいハイテク、情報ジャンキーで、リアルタイムの情報伝達のパワーや重要性を知っているからだ。ソーシャルメディアやメール、ビデオニュースの活用ぶりはたいしたものだ。
 ホワイトハウスのサイト、www.whitehhouse.govに行けば、誰でもTwitter、Facebook, YouTubeなどで
米政治の先端を知ることができる。

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